電動キックボード実証実験 

地方の移動手段

Ep.3 ブログ 2020/09/01


9月後半から実証実験を始める予定です。

子供が遊びで使っているキックボードが電動になり、通勤や通学に使える乗り物として使えると考えています。

911テロのあった2001年に、ドンキホーテに処分品として電動キックボードを販売していました。

当時は、東京在住で事務所、繁華街、自宅が数キロ内にありました。

数回キックしてスピードが出るとモーターが回るタイプでした。

モーターの回転をベルトで車輪に伝える為、まめに手入れしないとベルト緩みでモーターが空回転します。

2020年の最新タイプは車輪の中にモーターが内蔵されています。

より壊れにくくなっています。

都市内の移動手段として電動キックボードのシェアサービスは有りだと思います。

コロナ禍の影響で、電車移動が危険になり車や自転車が見直されています。

公共交通機関の利用を最小限に留めて、駅からの移動を持ち運びの出来る電動モビリティで補うような生活があっても良いのではないかと考えるようになりました。

電動キックボードの経験がない人は、先入観で危険な乗り物だと決めつける傾向があります。

自動二輪の方が安全だと言います。

自転車も自動二輪も自家用車も電動キックボードも利用方法で危険な乗り物になるんですけどね。

電動モビリティが地方の移動手段の問題解決に貢献するか?

つづく

電動キックボードは南三陸町民の生活の足の候補になるか?!

Ep.4 安全 2020/09/16


※写真は、【E-KON STORE】様から提供していただきました。

バイク免許の種類は4種類あります。

16歳から取得可能
【50ccクラス】原付バイク
【125ccクラス】小型自動二輪
【250・400ccクラス】普通自動二輪

18歳から取得可能
【401cc〜クラス】大型自動二輪 

ナンバープレート付き電動キックボードは、【50ccクラス】になります。
免許を取得すれば16歳から乗れます。

高校生になって家族にバイクで通学したいと言うと・・・
危ないからダメ!
自転車なら良い。
とか言われました。

そこで、片道20キロを自転車で3年間通学しました。
朝は一本しかないバスで途中乗り換えでまたバスに乗るという選択肢もありましたが移動時間より待ち時間が長かったので自転車の方が早く高校に到着するからです。

通学ルートの一部は交通量の多い国道でした。
自転車は安全でバイクが危険?
矛盾だ〜!!!

交通ルールを守らなければ自転車も危険です。

電動キックボードが生活の足になるための第一条件は、交通ルールを守る事と安全に乗れる訓練が必要だと思います。
小型以上の自動二輪の試験には実技があります。
自動車教習所で乗り方を教わります。

同じように、電動キックボードも一般道に出るまでに十分練習しておく必要があるでしょう。
試験はないけど、自転車も練習しますよね。

安全な場所で練習してから一般道に出ることで電動キックボードは安全な移動ツールになると思います。

つづく

自動車より利便性が高い移動手段

Ep.5 ブログ 2020/09/19


10月から「電動キックボードは南三陸町民の生活の足になるか」をテーマに試乗実験を始めますが、このアイデアの先駆けになった出来事を紹介します。

2011年10月に写真のスクーターを支援で頂きました。

同月、高台に伊里前テント商店街がオープンしました。


テント商店街は土日の営業で金曜日にチラシを配っていました。

※バイクは、早朝のチラシ配りに大活躍しました。

11月にはいると、テント商店街のチラシ配りの無い日は、近隣で活動中のボランティアさんが利用する様になりました。

※バスで到着したボランティアさんたちには移動手段が無く休憩時の飲み物の買い出しなどにバイクが使われました。

テント商店街のほとんどのお店は、12月13日に新たにオープンした伊里前福幸商店街に移転しました。


その後も、商店街でのチラシ配り、ボランティアさんの足として活躍しました。

2012年、故障部品の調達ができなくなり廃車になりました。

この時の体験から、電動キックボードが南三陸町生活の様々な場面で活躍するかも知れないと期待しています。

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公道走行可能キックボード

Ep.6 E-KON 2020/09/20


2019年11月22日に創立した兵庫県姫路市の合同会社 E-KONの公道走行可能キックボードを紹介します。

公道での安全性を高めるための様々な改良を続けています。

10月出荷予定のラインナップはどれもグレードアップしました。

1)1回の充電で走れる距離が70キロ越えの「E-KON grande street」
2)高出力モーターで坂道に強い「E-KON grande PLUS」
3)近距離移動用の「E-KON grande 2.0」
4)重量8.5キロで折りたたんで持ち運びに便利な「E-KON standard」

リアス式海岸の三陸は、坂道が多いので高出力タイプを選びました。

届くのは10月中旬になると思います。

興味のある方は声をかけてくださいね。


さらに詳しく

郵便配達員さんに聞きました。

Ep.7 ブログ 2020/09/29


配達は車とバイクのどちらが楽ですか?

※全世帯への郵便物は小回りのきくバイクですかね。
※大きい荷物の配達は車です。

冬場の配達はスリップとか怖く無いですか。

※スタッドレスタイヤでないと走れないですね。

冬の南三陸町は雪が積もることは少ないですが、早朝や深夜は道路が凍結します。

冬場はアイスバーンと除雪剤の対応も考える必要がありそうです。

歩行領域EVに乗ってみた。

Ep.8 歩行領域EV 2020/10/16


トヨタの歩行領域EVという乗り物に乗ってみました。

最高速度2、4、6Km /時で試しました。

実証実験前にちょっとだけ体験。

・安定感
3輪なので倒れることはなさそう。
キックボードやスケボーに慣れた人は物足りないかも。

・速度(3段切り替え)
時速2キロだと景色を眺めながらの走行も可能(普通に歩く人に追い越されます)
時速4キロは歩く人と同じくらい。
歩行者と同じ場所を走るので時速6キロは妥当(トヨタさんの設定に座布団1枚)

・アクセルは親指で押す
アクセルから指を離すと速度が落ちて止まります。
すぐに止まりたいときはブレーキ(自転車と同じ)を使いますが、歩いて居る人を見たら速度を落とすのがマナー

・試し乗りをしていたら周りの人たちが興味をしめしたので試乗してもらいました。
たのしそう・・・(^^)

こういう乗り物が普通になる未来が楽しみです。

さらに詳しく

電動キックボード公道仕様の日本初登場は2017年だったかな?

Ep.9 Airwheel Z5 2020/10/18


2017年にクラウドファンディングで見つけた乗り物です。

堂々と走れるようになるまで何度も改良が続いたことがこのページの追記から推察できます。

@車両ナンバー登録の仕方について
A自賠責保険への加入が必須です
Bヘルメットの着用が必須です
C免許の携帯が必須です
D車道を走る必要があります
(※私有地内は許可があれば走れます。)

当時実証実験に踏み切れなかったのは南三陸町役場まで往復できない可能性があったからです。

2020年ようやく航続距離の長い車種が手に入るようになりました。

新しい乗り物にチャレンジしてくれた人達に感謝!

さらに詳しく

電動キックボード(E-KON grande)到着

Ep.10 E-KON grande 2020/10/25


令和2年10月24日、実証実験用の電動キックボードが届きました。

週明けにナンバープレート取得の手続き予定です。

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ナンバーと保険手続きを済ませました。(1日目)

Ep.11 E-KON grande 2020/10/26


令和2年10月24日(土)に到着した公道仕様の電動キックボードのナンバープレートをゲットしました。

1)南三陸町ホームページへ行きます。

原動機付自転車や軽自動車などの登録、変更、廃車手続き

軽自動車税(種別割)申告(報告)書兼標識交付申請書

をダウンロードして住所と名前を書きます。

2)役場へ行きます。

必要なもの
・軽自動車税(種別割)申告(報告)書兼標識交付申請書(1)で書いたもの
・購入証明証(電動キックボードの箱に入っています。)
・電動キックボードのマニュアル(電動キックボードの箱に入っています。)
・印鑑
・免許書

南三陸町役場で電動キックボードの登録は初めてでした。

ネンバープレートが貰えますが、これだけではまだ乗れません。

3)南三陸商工会へ行きます。

任意保険に入りましょう。

職員の皆さんは親切に対応してくれました。

4)最寄りのバイク屋さんへ行きます。

自賠責保険に入りました。12ヶ月7,060円です。24ヶ月だともっと安くなります。

地元のバイク屋さんで保険に入る理由はちょっとしたパンク修理などでお世話になる可能性があるからです。

5)本体にナンバープレートを取り付けます。

これで、公道走行可能になりました!

6)最寄りの派出所(警察)へ行きます。

まだ珍しい乗り物なので、おまわりさんに前もって理解してもらい職務質問の回数を減らすためです。

ウインカー、ストップランプ、ホーン、前照灯などの動作を見てもらいました。

町内の移動と手続きにかかった時間は3時間ほどでした。

(文章が固くてごめんなさい)

次の画像は、「軽自動車税(種別割)申告(報告)書兼標識交付申請書」です。