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ただ眺めているだけでした。

ブログ     がんばれ南三陸町歌津     2011/11/03    

10月に、津波が自分の家や車を持って行くのを直接見た方から、その時の気持ちを聞く機会がありました。

その時、「あ・・終わった」と心の中で呟いたそうです。
避難した高台から家が流されて行くのをただ眺めているだけでどうにも出来ない。
涙が出る訳でもなく呆然としていたそうです。
周りを見渡すと、同じ様に家が流されていく人達も黙って海を見ていたそうです。

避難所で一枚の毛布に3人で分け合う寒い夜を過ごしたあと初めて「自分だけじゃない」と気づいたそうです。
その時の気持ちを話そうとするのですが巧く表現出来なくてもどかしそうでした。
絶望でも敗北でもなく自然の猛威の前で何も出来ない状態を言葉で表現するのは難しいと思います。

いままで積み上げて来た物が目の前で全て消えて行く感覚はそれを体験した人で無ければ解らないのかもしれません。

私は3月11日の午後は東京の自宅にいました。
(写真は余震が収まった後のダイニングの様子です。)
茶箪笥から皿やコップが飛び出して割れる所やテレビが倒れるのを見ていました。
その時、茶箪笥を押さえようとか落ちそうなテレビを支えようとか思いつきませんでした。
余震が収まるまで何も出来ませんでした。


8ヶ月後の今、笑顔で声をかけてくれる被災地の人達は元気です。

復興しているんだなと実感します。



被災地の方達が自立出来る支援でなければいけないと言う方が増えてきました。
ボランティア活動も自立支援に変化しているのを実感します。

再開したお店も増えてきました。
より良い方法での再開の始まりです。
歌津地区では今まで無かったお風呂屋さんも開業することになりました。
ネット販売を始めた農家もあります。
これらの新しい方法や今まで無かったお店は外部からの支援があって初めて可能になりました。

今まで通りの復興に新しい産業が加わる事でより良い町作りが可能になると思います。

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