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小さな積み重ねが目に見える時
13/07/01 08:27:43
普通の社会でもひょっとしたら実現していないかもしれない嬉しいお話をします。

一枚目は震災直後の伊里前です。

この写真を撮った被災地の方に、「ただ呆然としただけだった」と伺いました。

その後、歌津地区の中心街で商売をしていた方々と行政や支援団体の話し合いで2011年12月13日に伊里前福幸商店街がオープンしました。

プレハブの仮設店舗にはお客様の休憩スペースが取れないため、借り物の会議テーブルと折り畳み椅子にワンタッチテントの小さな休憩所で精一杯のおもてなしをしていました。

手前味噌ですが、ガーデンテーブルは歌津支援センター(当時は個人支援でした。)から寄贈させて頂きました。



クリスマスイベント等でも来客用の椅子やテーブルが必要でした。

イベントの度に早朝から全員でテーブルや椅子を設置しておもてなしの準備をしました。

平日でも屋根とテーブルと椅子が必要だと支援のお申し出の度に商店街は「テントをお願いします。」、「椅子をお願いします。」、「テーブルをお願いします。」と言い続けて来ました。



海が近いので金属の椅子やテーブルでは無く木製を選びました。

2012年のしろうお祭りでは日陰と休憩スペースが出来ました。

でも、まだまだ足りませんでした。



厳しい冬を耐え、



支援金のお申し出を頂き、伊里前の冷たい風を防ぐ為の透明の横幕も購入出来ました。



商店街オープン当初からの夢だった休憩所は来店のお客様の食事スペース、子供達の憩いの場所として活躍しています。

必要な物を購入して下さいというご支援の賜物で憩いのスペースが生まれました。

学年を超えた子供達の交流の場所にもなっています。



都市圏で子供達が遊ぶ場所と言えば児童館だったり放課後の校庭でしょうか?

東京で、児童館に行けないで中高生がコンビニの駐車場でたむろしている様子をよく見かけました。

震災前の伊里前では、学校帰りの子供達は公民館で親の迎えが来るまで過ごしていたそうです。

「楽テントが公民館の代わりになっているんですね」と地元の方に聞くと、

「公民館より気軽で楽しいんじゃないかね」と答えてくれました。

町外で一時避難している方々が帰って来たいと思う地域づくりは始まったばかりです。

小さな支援の積み重ねで出来る事はまだまだあると思います。

被災地はまだまだ支援を必要としている事を感じています。



歌津支援センターの活動にもご協力頂ければ幸いです。
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