復興レポート
華やかな郵便局再開に裏方の苦労がありました。
Ep.91 歌津郵便局 2021/04/16
今日の再開を夢見て、郵政省訪問、郵便局との話し合い、諦めないで交渉を続けた人たちがいました。華やかな会場には居ませんがそういう努力を重ねてきた人達へ拍手を送りたいと思います。
2021年4月16日、歌津郵便局が再開しました。
そして、仮設商店街から始まった歌津の商店街の10年目になります。
これからも、歌津と商店街の応援をよろしくお願い致します。
私が南三陸ハマーレ歌津を応援する理由(1)
Ep.92 応援 2021/05/01
東日本大震災があった2011年12月に歌津地区に伊里前福幸商店街がオープンしました。
殆どの住民は仮設住宅で暮らし、高齢者も多いため遠くまでの買い物が困難でした。
仮設商店街は、震災までの長い期間この地域の商店を買い物で支えてくれたお客様(住民)への感謝の気持ちから、買い物難民を作らないというコンセプトで7店舗の商店主が立ち上げました。
その後、2017年4月23日に南三陸ハマーレ歌津として生まれ変わりました。
しろうおまつり、あわび祭り、カキたらふく祭り、わかめ祭りなど三陸の名産品を堪能できる多彩なイベントを開催し、観光でいらっしゃるお客様もハマーレ歌津を楽しんでいただけるよう工夫を凝らして来ました。
昨年からの新型コロナウィルス感染症の拡大で定番の大型イベントが開催できない状況が続いています。
ハマーレ歌津は、三陸道歌津インターを降りて気仙沼方面へ3分ほどの場所にあります。
2005年10月1日志津川町と合併し、南三陸町歌津地区になりました。
現在の南三陸ハマーレ歌津商店街のある伊里前湾は旧歌津町の中心街でした。
震災で湾内の全ての建物が流出したため、住居は高台に移転し、商業施設は盛り土をした現在の場所に建てられました。
2021年4月16日には、歌津郵便局も再開しました。
東日本大震災で再開した多くの商店街が支援金のみで建てられる中、南三陸町の商店主は自分たちでお金を出し合って建設する道を選びました。
10年計画で返済をしながら商店街を運営です。
私が南三陸町の商店街を応援する理由の一つが商店主が自分たちの力で商店街を建てた事を知っているからです。
この事実を知らない人が多いのではないかと思いここに記します。
震災から10年の区切りになり、外見は整って来ました。
でも、本当の勝負はこれからです。
マイネオ(mineo)を紹介します。
Ep.93 ブログ 2023/02/12
多くの人がお世話になっている携帯電話のお話です。
自社で回線網を有するキャリアを、MNOと呼びます。
au、ソフトバンク、Docomo、楽天モバイルがMNOになります。
MNOは、「Mobile Network Operator」の略で、日本語では「移動体通信事業者」と訳されます。
そして、自社の回線網を持っておらず、サービスを提供するのにMNOの回線を借りている通信事業者を、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼びます。
一昨年から、maineo(MVNO)を契約しています。
おかげさまで、月間100ギガのデータ通信と5分かけ放題で1,815円の通信費になりました。
この組み合わせにたどり着く前は、9,222円/月でした。
なんでも値上がりしている昨今、通信費の節約は大切だと思いました。
マイネオには、生活スタイルに合わせたプランが色々あります。
こちらから契約すると初期手数料が無料になります。
マイネオ以外にもキャリアのサブブランド、au系列のpovo、ソフトバンク系列のY!mobile(ワイモバイル)などがあり本家の契約より安くなっています。
一時話題になった4番目のキャリア「楽天モバイル」も頑張っていますね。
楽天モバイルは、税込3278円(データ無制限+通話無制限)のプランがあります。
一時的な転勤とかで光回線を引かない場合に便利かもしれません。
最近マイネオを紹介したご夫婦は、電話代が2,860円(マイそくスタンダード+10分かけ放題)です。
メールの送受信、LINEのメッセージ送信が出来るので喜んでいます。
契約時に「固定電話並の音質」だと説明していますが、通話品質に不満は無いようです。
このご夫婦は、格安SIMを知る前は毎月2万円払っていました。
東北の被災地域の高齢者のほどんどが格安SIMを知りません。
私が、ご近所の人たちに格安SIMへの乗り換えをオススメしている理由は、自宅を再建するために多くの人が銀行の融資を受けているからです。
年間18万円の節約はとても意味があります。
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「お帰りなさい」と言われる商店街
Ep.94 南三陸ハマーレ歌津 2023/03/06
南三陸町には二つの商店街があり、一方は日曜日に混雑し、もう一方はあまり混みません。
空いている方の商店街は、『日曜日なのにお客さんがいなくて活気がない。』とGoogleのレビューで星3個です。
被災地域の商店街の復興状況を視察にいらっしゃる大学教授の方々も口を揃えて『あまり人が居ないですね。』と感想を述べられます。
この商店街は、地域住民の為に作られました。
地域住民が買い物をする商店街です。
晩御飯のおかずを三日分買いにくるお客様の滞在時間は長くて30分です。
買い物に来るのは平日です。
住民は、日曜日になると子供と出かけたり町外へ遊びに行きます。
いつも空いているように見えるのはそういう理由です。
被災地域の多くの商店街は、行政(国や県や市町村)がお金を出して作りました。
でも、この商店街は違います。
国の支援は受けていますが、全てのお店が自己資金を出し合って作りました。
市町村が作ってくれた施設に入居したわけではありません。
商店主たちが自分たちの力で完全復興を目指している数少ない商店街です。
この商店街の見方が変わりましたか?
観光でいらっしゃるお客様に楽しんでもらえる設備の工事が完了するとちょっと混雑するかもしれません。
リピーターのお客様に、「お帰りなさい」と迎えてくれるアットホームな商店街です。
海、山、自然を堪能出来る小さな商店街のお話でした。
(○´・ω・)⊃【次回につづく】⊂(・ω・`●)