南三陸町の仲間たち
「お客さん、ボラさん、住民の方々に喜んでもらう計画」の最終報告です。
Ep.11 ウォシュレット作戦 2012/09/04
伊里前福幸商店街の全ての個室をウォシュレットにする事が決定し、残り3セットを本日発注しました!
最終的に、男女合計5セットのウォシュレットが導入されます。
※1台目3.5万、2〜4台目4万、合計19万5千
ご協力頂いた合計 105,733円
※3台目からは、町内から支援を頂きました。
皆様、ありがとうございました。
こんごとも伊里前福幸商店街、歌津支援センターをよろしくお願いします。
伊里前福幸商店街
その他の用途のご支援は、歌津支援センターで、9千円(5名)を、お預かりしています。
歌津支援センター(創造工房)
歌津支援センター建物構想図
Ep.12 南三陸町の仲間たち 2012/09/10
歌津支援センター構想間取り図
一階部分
様々な施設までのおよその距離
たいしゅう食堂200メートル
伊里前福幸商店街150メートル
バス停210メートル
中学校校門20メートル
小学校校門60メートル
コンビニ600メートル
高台(避難所より少し高い場所)
設備(予定)
流し、水洗便所、シャワー
部屋数3
男性部屋(8畳)/女性部屋(8畳)/たたき・その他の設備(6畳)
設備補足
(広間16畳/ロフト6〜8畳)
建物の大きさ3.7メートル×11メートル
コミュニティは崩壊していない。
Ep.13 南三陸町の仲間たち 2012/09/19
震災後コミュニティが崩壊したという言葉を耳にする機会が多くなりました。
人類学とか学んだわけでもない自分にとって体系的な解説とかは出来ませんが、コミュニティが同じ目的を持った人々の集まりだとするならば、コミュニティは崩壊していないと感じています。
避難所ではお互いが助け合い、被災した方々へ高台の農家の方々が食料や毛布を提供しました。
『コミュニティ生活の場における人間性の回復』は、被災地よりむしろ大都会での今の問題なのかもしれないと思うくらいです。
震災前に比べて地域の住民の繋がりは広がり強くなっています。
以前は挨拶をしなかった方々も避難所で共同生活をする間に話しをするようになり挨拶をするようになりました。
避難所で同じ地区に住みながら知らなかった人同士が知り合いになりました。
毎日の様に行われる復興の話し合いでも繋がりが強くなっています。
仮設住宅へ引っ越しても避難所での出会いや共同作業の思い出が話す切っ掛けを作っています。
各仮設住宅には集会場が出来ています。
町民の要望で町やボランティアさんの活動で建てたものです。
集会場というコミュニティスペースは仮設住宅に住む小さな単位で活用されています。
使用頻度は低いものの有用な場所になっています。
でも、各仮設住宅の集会場はもう少し大きな単位でのコミュニティスペースにはなっていません。
小さな単位の集会場は小さな独立国を作り始めています。
せめて、戸倉地区、志津川地区、歌津地区単位の人が集い話し合う場所が求められています。
戸倉地区では規模は小さいものの地域全体で利用する「戸倉自治協議会の事務局・ 寺子屋こうやくん(学習室)」が建てられました。
志津川地区では、さんさん商店街がその役割を担う場所になるでしょう。
歌津地区では伊里前福幸商店街がコミュニティとしての役割を果たしています。
志津川地区と歌津地区の商店街は学校の近くにあります。
毎日児童が通学し学校では体育会等の行事が行われます。
体育館やグラウンドはスポーツをする子供達に利用されます。
そういう場所には父兄が集まります。
商店には日常品を買いにくる方々がいます。
バス停等のある場所は乗降客が集まります。
バス停や学校が近い伊里前福幸商店街は地域全体の方々が集うコミュニティになっていますが、まだお客様の休憩場所はありません。
今後の課題だと考えています。
参考
コミュニティ(英語:community):英語で、「共同体」を意味する語に由来。同じ地域に居住して利害を共にし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている人々の集まり(社会)のこと(地域社会)。日本語の「共同体」はこれの訳語。主に市町村などの地域社会を意味するが、転じて国際的な連帯やインターネット上の集まりなども「共同体」あるいは「コミュニティ」と呼ばれる
Wikiより
1969(昭和44)年、国民生活審議会の「コミュニティ問題小委員会」の検討の結果、『コミュニティ生活の場における人間性の回復』と題する報告書が出版されて、コミュニティという言葉が広く使われるようになった。
これを契機に、自治省始め他の行政施策の中で、コミュニティという言葉が頻繁に使用されるようになる。そして、そこでは、報告書の題名となった「生活の場である地域社会で、人間性の回復」が期待され、願望されていた。
それというのも、地域には部落会や町内会、自治会などの全住民が参加する組織はあったが、旧い体質や、都市農村を問わず地域社会の激しい変貌で、過密や過疎が進み従来の地域社会の考えでは、人々のニーズに応えられなくなったいた。
はてなワードより
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南三陸町の若者が最後に選んだ道
Ep.14 南三陸町の仲間たち 2012/09/23
その若者は町の為に何かしたいと考えて一ヶ月前に歌津支援センターに来ました。
町内新聞を作っていろんな情報を発信したいという夢を語ってくれました。
国からの起業支援申込用紙を渡してどのような会社を作ってどのように運営して行くかを考えてもらいました。
3回書き直した計画書を前にして起業支援の仲立ちをしている方も含めての話し合いが行なわれました。
未経験の出版にチャレンジするのか、就職して安定した生活を選ぶのか、
彼が最後に選んだのは、就職して安定した生活をすることでした。
付き合っている女性と結婚し子供をつくり南三陸町に住み自分の技術を活かした仕事をする生活です。
一見地味かもしれませんが、最良の道を選んだと本人も確信しています。
君は20歳そこそこ、いろんな経験をして、稼いで、その後の起業でもけして遅く無い。
10年後にもう一度起業を考えても君は30代だ。
がんばれ南三陸町の若者よ!
町は君を必要としている。
歌津の小屋っ子の電気工事
Ep.15 南三陸町の仲間たち 2012/09/25
伊里前福幸商店街仮設ステージの側にある小屋に待望の電気工事!
商店街にいらっしゃる方々、歌津支援センターにいらっしゃる方々の休憩場所として少し快適になりました。
6畳程度の小屋ですが、これからの季節は冷たい風や雨を凌ぐ事が出来ます。
ちょっと休憩したいなと思ったときは商店街の歌津支援センターまでお声がけ下さい。
アスリートやまうちさんに声をかけて頂いてもけっこうです。
※この区域は宿泊が禁止されています。
不要品で、歌津支援センターを応援しよう!
Ep.16 南三陸町の仲間たち 2012/09/25
歌津支援センターを応援するには「CD/DVD/学術書」等の応援と口座振り込みがあります。
歌津支援センターは、ノースブックスセンターから学術書チャリティの支援対象に承認されました。
「学術書チャリティ」を通じて学術書を寄付する事で歌津支援センターの活動をバックアップする事ができます。
★学術書:医学・人文・理工などの専門書・洋書など
★ソフトウェア・電子辞書
★CD・ビデオ・DVD
★ゲーム
以下のページをよくお読みになり、支援先を「歌津支援センター」として上記の不要になったものをお送り下さい。
学術書チャリティを通じて不要品を寄付するには
学術書チャリティについて
歌津支援センター(創造工房)の活動をバックアップして頂ければ幸いです。
ありがとう送迎プロジェクトや歌津支援センターの応援状況を解り易く改良しました。
ありがとう送迎プロジェクトへの送金の前にご登録をお願いします。
登録完了と同時に現在の状況が更新されます。
過去の送金状況も一覧表示されます。
https://studio-elephant.securesite.jp/thanks/regist.cgi
現在の活動のご紹介
歌津支援センター(創造工房)ホームページ
伊里前福幸商店街ホームページ
過去の活動のご紹介
宮城県本吉郡南三陸町の仲間たち(アーカイブ)
2012年7月7日までの記事です。
歌津中学校(避難所)アーカイブ
君に届け志津川袖浜周辺の声(アーカイブ)
その他
南三陸バレーボールスポーツ少年団私設応援団
南三陸町ショッピングモールプロジェクト
Ep.17 南三陸町の仲間たち 2012/10/06
「南三陸町ショッピングモールプロジェクト」は、南三陸町にショッピングセンターを作る企画です。
昨年6月からプロジェクトが始まりました。
南三陸町ショッピングモール・伊里前福幸商店街(絆が見える商店街)
南三陸町歌津伊里前福幸商店街は、数年後にショッピングセンターに生まれ変わる予定です。
現在出店中の皆さんやこれから出店を計画している方々は、住居と店舗を分けて町内/町外からの商店で満たされたショッピングセンターを作る事に賛同しています。
ハワイのアラモアナショッピングセンターをイメージしています。
そこには、全国の方々のご協力で集まったサイン入りのフラッグがたなびきます。
年配の方が引退してもシャッター商店街にはなりません。
新たな若者の出店で商店街は百年先も栄えるでしょう。
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毎週火曜日の移動銀行(仙台銀行)
Ep.19 南三陸町の仲間たち 2012/10/09
冬場に道路事情が悪くなった場合に移動銀行が遅れたり、来れなくなった場合に、歌津支援センターに連絡が入る予定です。
Twitter等でツイートしますので拡散にご協力をお願いします。
コミュニティについて
Ep.20 南三陸町の仲間たち 2012/10/15
「伊里前福幸商店街は、地域住民のコミュニティづくりと住民や来街者へさまざまな情報を提供するという役割を担っております。」
商店会長さんの挨拶文から抜粋しました。
コミュニティづくりを担う場所としてふさわしい場所のひとつが商店街です。
小中学校もコミュニティとして機能している場所ですが、子供を持つ親達に限られます。
老若男女、全ての人に等しく必要な日々の食材は八百屋さんや魚屋さん肉屋さんにあります。
地域住民は必ず食材を買います。
食材を販売しているのは伊里前福幸商店街だけではありませんが、コンビニやスーパーで立ち話をする人は少ないでしょう。
伊里前福幸商店街のオヤジやお母さんの耳と目と口はフル活動しています。
買い物に来た方々から情報のやり取りが行なわれています。
伊里前福幸商店街では、閉店間近に店主達が自然にあつまり情報交換をしています。
パソコンを使わないリア充情報交換です。
ボランティアを企画している皆様も是非、伊里前福幸商店街(歌津支援センター)へおいで下さい。
歌津支援センター青空会議
Ep.21 南三陸町の仲間たち 2012/10/18
百聞は一見に如かず。
今日は青空会議室に皆さんが集まり話し合いが行なわれています。
歌津支援センターは地元密着で頑張っています。
ありがと送迎バスプロジェクトにご協力をお願いします。
不要品で、歌津支援センターを応援しよう!(支援金も受け付けています。)
想い出をもう一度
Ep.22 支援 2012/10/29
津波で流されたものにアルバムがあります。
昨年2011年に見つかったアルバムの写真を綺麗にするボランティアがありました。
卒業アルバムなどを大切にしていなかった自分にとってあまり関心のないボランティア活動でした。
でも、最近気づきました。
被災地のみなさんはカメラを欲しがります。
働くようになってカメラを買う人が多いことに気づきました。
自分のiPadに震災後に撮った写真が一万枚以上あります。
伊里前福幸商店街前にiPad2を寄贈して皆さんにいつでも写真を見てもらえるように配慮しましたが、多くの方がプリントを欲しがります。
電子的に写真を保存して楽しむのは特殊な人であり普通はプリントが欲しいのだと気付きました。
流された想い出を一から作り直しているのです。
子供や孫の写真を見せると喜ばれます。
プリントしてくれないかと頼まれます。
ITで日本を元気にという団体さんからフォト用紙を寄贈していただきましたがあっという間になくなりました。
問題はそれだけではありません。
大量の印刷でインク代がかかります。
商店街では支援で頂いたプリンターが有りますがインク代がかかるため想い出写真のプリントは控えめです。
消耗品の支援はなかなか無いようです。